『12歳から始める人見知りしない技術』|人見知りの子どもも大人も読んで救われる本!

こんにちは。シンプリストを目指す主婦、まいかです。

いよいよ春になり、新生活がスタートする季節になりました!

楽しみな反面、人見知りな人にとっては苦痛を感じる時期でもあります。

そんな今こそ、人見知りの子どもも大人も読んで救われる1冊をご紹介します。

目次

『12歳から始める人見知りしない技術』

著者

鳥谷 朝代(とりたに あさよ)さん

一般社団法人あがり症克服協会代表理事、株式会社スピーチ塾代表取締役、心理カウンセラー、NHKカルチャー、朝日カルチャー、よみうりカルチャー等話し方講師。

中学1年生の国語の教科書読みで手と声が震えだしたことであがりを自覚、それ以来17年間あがり症に苦しみ続ける。

名古屋市職員となって以降も症状は悪化。

職場にも家族にも言えず、精神内科を受診し催眠療法を試みたものの効果はなく、役所を辞める覚悟をしていた頃に話し方講座と出会い、長年のあがり症を克服。

話し方講座で多くのあがり症の方と接するうち、かつての自分のように人知れずあがり症で苦しむ人の助けになりたいと思うようになり、14年勤めた市役所を退職、2004年「あがり症・話しベタさんのためのスピーチ塾®」を開校。

2014年、全国初の元あがり症によるあがり症のための協会「一般社団法人あがり症克服協会」を非営利団体として発足、理事長に就任。

2023年9月10日発行

人見知りになった原因

『12歳から始める~』というタイトルのとおり、子どもに分かりやすく伝わるように書かれた本です。

今の若者にメッセージが届くように話し言葉で書かれていたり、コロナの時期を経たからこその内容もあります。

人見知りになった原因から対処方法まで、分かりやすく学ぶことができます!

友だちの意外な反応

人見知りになってしまった原因に、言いたいことを言った結果、思っていたものとちがった反応が返ってきた経験があるから、という人もいるんじゃないかな。

何気なく話したことが、友だちを傷つけてしまったとか、「え?そんなこと思っているの?」って共感してもらえなかったとか。

そんな経験をしてきたからこそ、「これ以上、嫌われたらイヤだな・・・」という気持ちから、口数が少なくなってしまった人もいるでしょう。

(pp.29-30)

最近、大人のわたしも経験しました。

何気なくというか、わたしの考えを言った結果、友だちは全く逆の考えだったようです!

「そんなつもりなかったのにな・・」ということありませんか?

世の中にはいろいろな立場の人がいて、気遣いながら話す必要があります。

次に会う時、わたしはこの話題は避けるつもりです。

こういう経験が自分の成長につながるとは思いますが、どうしても口数が少なくなってしまいます。

ひとりの時間、家にいる時間が長い

ひとりでいる時間が長いと、当然のことながら、人とのコミュニケーションを十分に取ることができず、集団の中で生きる力が養われません。

家にいる時間が長くなるということは、家族以外の人との交流が少なくなるということです。

家族以外の人とはどう接したらいいのかな・・というのがわからなくなってしまうのです。

(pp.40-41)

専業主婦でいると、まさにこれに注意ですね。

ひとりでいるのはラクだけど、自己中心的な考えになりがちですので気を付けないといけません。

自分や家族に負担のない範囲で、人とのコミュニケーションを持つことが必要です!

コロナ禍のマスク生活

「マスクを着けているほうが安心。外すのがはずかしい」という意識も、少なからずありますね。いわゆる「顔パンツ」現象(笑)。

(p.53)

マスクの着用が必須でなくなっても、わたしは冬の風邪予防のために着け続けてきました。

そして今は、花粉症予防のために着けています。

(花粉症ではなく、花粉症になりたくなくて予防です)

でも、この花粉症の時期が終わったらマスクを外そうと思っています。

やっぱり、顔を隠す気持ちがコミュニケーションを邪魔している気がするからです。

人見知りをなくすために

表情筋をきたえる

マスク生活により顔の表情筋がおとろえてしまっています。

鏡の前で笑顔の練習をしたり、もっと口を動かして話したりしましょう。

アンチエイジングにもなりますしね!

聞き役で、やさしい人になる

聞き役になって、リアクション上手になることでコミュニケーションが上手くなれます。

おもしろい話ができる人と自分を比較して落ち込まないようにしましょう。

だれかを思いやれるやさしさで行動していきましょう!

打ちこめる何かを見つける

打ちこめる何かを見つけて、興味あることに使う時間を増やしましょう。

好きなことを楽しむとポジティブな考えになり、自分を無条件に受け入れることができるようになります。

それが自分を信じる力、自信になり、自分を責めたりしなくなります。

「人見知りなんで・・」と言わない

日本人の7割が人見知りだそうです。

あせらず、自分のペースで仲良くなれるようにしましょう。

「人見知りなんで・・」と言うと誤解を招いてしまうかもしれません。

いい姿勢と発声でいる

悪い姿勢、猫背は自信がなく不安に見え、人見知りにつながります。

背中をピンっと伸ばして、ハキハキしゃべるようにしましょう。

身体の緊張をストレッチで取ると、心もリラックスできます!

これからは

相手をこわがらない

相手も人見知りの可能性が高いですし、同じ気持ちでいるかもしれません。

自意識過剰(自分にばかり関心が向くこと)にならず、相手に関心を向けましょう。

そして、見返りを求めず「情けは人のためならず」(親切は相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分に戻ってくる)の精神で!

過去の失敗は忘れる

過去の失敗は時間とともに薄れていくものですが、繰り返し思い出すことで忘れられなくなります。

過去の失敗は忘れることがいちばん!

(p.183)

わたしも数々の失敗をしてきましたが、そういえば忘れてないな~と気づきました。

これからは、失敗やイヤな思い出は積極的に忘れるようにします!

年に何回か複数人の集まりに行く

大人数の集まりに慣れることも大事です。

できるだけ多くの場所や人の集まる場所に出かけてみましょう。

そこで自分らしく聞き上手でいられれば、これからの成長につながるはずです。

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