身の回りのプラスチック製品を減らして、おうちから環境問題に貢献しませんか?
脱プラスチックの必要性
①地球温暖化
プラスチックは燃えにくいため、焼却処分時に温室効果ガスが大量に発生します。
日本では2015年時点で、年間平均で一人当たり約7トンの温室効果ガスを排出しています。
②マイクロプラスチック問題
プラスチックは、生分解(自然の力で100%分解)されることがありません。
プラスチックごみが海に流れ着き、細かく砕かれマイクロプラスチックとして残り続けます。
それらを食べた魚を、わたしたち人間が食べることで体に悪影響をおよぼします。
歯ブラシの脱プラ
歯ブラシは、世界中で1年に35~36億本も消費され捨てられています。
一般的な歯ブラシは、持ち手がポリプロピレン、毛がナイロン製のプラスチックです。
そこで、持ち手を竹製に、毛を獣毛や生分解性素材に変えることで脱プラできます。
以前、竹製の歯ブラシを使ってみたことがあります。
残念ながら、毛がやわらかめでわたしには合いませんでした。
そこで、見つけたのが以下にご紹介する馬毛歯ブラシです。
かなや刷子(ぶらし)の馬毛歯ブラシ
馬毛は適度な硬さで、歯磨きしながら歯ぐきのマッサージができます。
使ううちにブラシの方が削れるので、歯や歯ぐきにやさしいです。
一般的な歯ブラシの毛先は1~2か月で広がってしまい、交換しなければなりません。
この馬毛歯ブラシを半年間使ってみましたが、毛先は開きませんでした。
わたしの場合、ブラッシング圧が強いために毛のすり減りが激しく交換することになりました。
1本¥400ですが、長く使えるのでコスパもいいです。
ただし、持ち手はポリプロピレンでプラスチックです。
1本を長く使い続けるため、結果的にプラごみを減らせます!
プラごみを減らしたい初心者の方に、おすすめします。
子供用もあります
子供の歯の表面(エナメル質)は、大人よりも薄くやわらかいです。
そのため、大人よりも歯ブラシ選びに気をつけた方がいいでしょう。
かなや刷子の馬毛歯ブラシ(子供用)を使いながら、子供と環境問題について話すきっかけにもなります。
歯ブラシを変えてみよう
歯ブラシは、ずっと買い続けるものです。
脱プラに向けて、小さくても有意義な1歩を踏み出しましょう。