著者
ドミニック・ローホー
フランス生まれ、フランス育ち。パリ大学、ソルボンヌにおいてアメリカ文学の修士号を取得。
イギリスのノールズベリーグラマースクールにおいて1年間フランス語教師として勤務した後、アメリカのミズーリ州立大学、日本の佛教大学でも教鞭を執る。
ニューヨークでは”イメージコンサルティング”法を学び、幾つものセミナーに参加しながら集中的にヨーガを習得。
日本在住歴は30年以上。その間、10年にわたり”墨絵”を学ぶ。さらに禅寺に6週間籠り、曹洞禅をも学ぶ。
アメリカ、カナダ、南米、アジア、ヨーロッパと広く旅し、特定の宗教団体や哲学または文化的なグループには属せずに、自分自身の内面にある様々な観点に基づく意見を尊重し、それを受容することを信条としている。
彼女がもっとも大切にしている価値観は自由、美、そして調和である。
著書はフランス国内をはじめ、ヨーロッパ各国でベストセラーとなり、『シンプルに生きる』は日本でも話題となっている。
他に『シンプルを極める』『部屋とこころのシンプルな掃除』などがある。
2019年11月発行
おすすめポイント
ドミニック・ローホーさんは、シンプリストの代表と言ってもいいぐらい有名な方です。
この本の限定カバーには大きく「身軽に生きる」、わたしの大切なものは、いつもここにあると赤字で書かれてあり印象に残り購入しました!
わたしは、第4章の本物のシンプルライフとはの内容にとても共感しました!この章のためだけでも買った価値があったなと思います。
モノのため込みや真逆のミニマリズムにとらわれてはいけない、シンプルライフの本当のすばらしさを知ることができます。
最初は、他の本の引用部分などが難しく感じられ、何回か読み直しました。モノを捨てたいと思っている方は一度読んでみると、捨てられない理由が分かり方向性が定まります。
わたしの周りのモノを捨てられない人を思い浮かべると、第2章の「不安」、第3章の「決断」力の不足などがピタリと当てはまっていて理解できました。
総じて何度も読み返したい深さがある本です。わたしも事あるごとに手に取りたいと思います。
シンプルライフを知りたい方、断捨離中の方、モノが捨てられないという方におすすめします。